2号警備とは

2号警備 労働環境

 私が就いている警備の仕事は、2号警備(2号業務)です。
 警備には1号から4号まであります。

種類 警備業務の種類と主な業務内容
1号警備 大型商業施設や学校、医療機関などさまざまな場所(おもに施設内)で行う警備。施設警備、機械警備、巡回警備・保安警備・空港保安警備を指す。
2号警備 建設工事・道路工事における交通誘導警備、お祭り・コンサートのようなイベントにおける雑踏警備といった、人や車両が集まる場所で事故が起きないように安全を確保する警備を指す。
3号警備 現金、貴金属、美術品のような貴重品や核燃料物質等を運搬する際、盗難や事故などから対象物を守る運搬警備を指す。
4号警備 対象者の身辺で警戒に当たり、危害の発生を防止する警備を指す(いわゆるボディーガード)。

 2号以外の経験はありませんが、2号がいちばん楽かもしれません。
 1号は勤務時間が長い(休憩込みで25時間とかあるらしい)ですし、3号と4号は特殊な警備ですよね。
 私が行っている2号は工事現場が主なので、工事が早く終われば勤務は終了です。
 たとえば、ガス工事だと約20メートルくらいを掘って、ガス管を設置し、埋め戻してアスファルトを敷いて終わりです。9時から始めて、早ければ15時、遅くても18時には終了します。
 建設現場だと、生コンの注入とか資材の搬入などなので、その作業が終われば警備も終わりです。戸建ての家だったりすると、1時間くらいで終わることもあります。それでも日給は同じなのでちょっぴり得した感じになります。

 とはいえ、外仕事なので、この夏のような炎天下での仕事は、けっこうキツイです。
 雨の場合は中止になる可能性が高いのですが、ときには雨天決行することもあります。そうなると、雨具を着ているとはいえ、ずぶ濡れになっての仕事です。これが冬だと、寒さが5割増しくらいに感じられます。

 4号警備は、その特殊性から給料は若干高めの、平均年収は正社員で420万円から550万円だといいます。
 対して、2号警備は年収で200万円から300万円くらいなので、安いです(^_^)b
 というのも、雇用形態は契約社員であり、働いた日数分だけの(シフトは自分で決める)日給なので、月に何日働くかで変動します。実質的には、アルバイトと大差ないといえます。
 この年収は、私の以前の仕事の半分くらいです。体力的には何倍もキツイのに、給料は半分……というのは、理不尽な気がしますが、それが格差というやつなんですね。それでもやらざるをえないのは、最低限の生活をするためです。年齢的に若くはないので、職業の選択肢は限られているのです。

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