区画線の工事現場

区画線工事 道路工事
区画線工事 施工動画(横断歩道編)YouTubeより

 頻度は多くないですが、ときどき区画線の工事現場に行くことがあります。
 区画線とは、道路にペイントされた白線や横断歩道のことです。

 道路を全面舗装をした場合には、その区間の区画線を全部新しくします。距離が長いと規制する距離も長くなるため、警備員の人数も多くなります。

 スポット的に、削れて薄くなった横断歩道や菱形マーク(前方に横断歩道または自転車横断帯あり)、矢印(進行方向別通行区分)、速度制限文字などを補修する場合もあります。この工事では、警備員の数は2〜3人です。
 このスポット区画線補修は、1カ所ではなく複数箇所を回っての作業です。私が行ったときの警備員は2人で、片交をしたり幅寄せをしたりと、作業場所によってやることが違ってきます。監督からざっくりと指示はあるのですが、なにをするかは警備員が判断します。
 往来する車を一時的に止めたり、コーンを並べ替えたり、作業員の安全を確保したりと、なにかと気を遣います。

 複数箇所を工事するので、最初の現場から作業車に同乗しての移動となります。1カ所の工事にかかる時間は、30分から1時間ほど。それを5〜6カ所回ります。
 休憩は作業員の人たちに合わせます。どこで休憩になるかわからないのですが、そこは監督さんも考えているようで、近くにコンビニがあるところを選んでいるようでした。
 昼になると、
「1時間後に集合」といわれて、昼休憩でした。

 工事現場を転々として、最後の現場で現地解散です。
 そこからどうやって帰るかは、スマホでマップを見て、一番近い駅かバス停を探します。自宅からかなり遠くなっていると、帰るのに時間がかかります。

 区画線が薄れている場所は多いですが、補修は交通量の多い道路が優先されているようです。路面がボロボロに劣化している道路は、区画線以前に道路の補修が必要なので、後回しにされます。
 道路を管理するのがどこなのかで、対応は違ってきます。国道、都道、県道、市道、区道、町(村)道、私道とありますが、私道は土地所有者の管理ですし、それ以外は各行政機関の管理です。
 自宅付近の道路の劣化が著しいと思ったら、管理している行政機関に苦情や陳情をするといいかもしれません。

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