ある警備員のブログ

警備員イラスト 雑記

 東京で警備員をしている「練馬トマト」(仮称)です。
 おもに2号警備をしています。
 練馬大根が有名ですが、地元の畑で取れるトマトも美味しいんですよ(笑)

 警員の仕事をしたくて警備員になる方もいるでしょうが、私の場合はよんどころない事情から警備の仕事に就いています。
 けっして給料がいい仕事ではないし、体力的にもキツイ場合があるので、この仕事を選択するのは最後の手段かもしれません。そんな事情を反映してか、中高年〜高年の人が多いようです。

 以前勤めていた会社が倒産し、求職活動をしていて、とある警備会社に応募したところ、説明会に参加して採用が即決でした。人手不足の業界でもあり、来る人は誰でも採用しているようでした。ですから、履歴書は出していないし面接などもありませんでした。
 ずいぶんアバウトな会社だなと思ったものです。
 ただし、辞めていく人も多いようで、定着率は低い感じですね。

 ともあれ、未経験の私は、3日間の研修ののち、現場に送り出されました。
 研修は警備の基本の「キ」くらいしか教えてくれないので、現場に出てもわからないことだらけ。比較的親切な先輩に恵まれて、現場でいろいろと教わりました。
 工事現場での警備がメインなので、工事現場ならではの業界用語などもあり、指示されたことの意味を理解するのに難儀しました。研修でそういうのも教えて欲しかった。

 半年が過ぎた頃。ある先輩からいわれました。
「半年なら、もう一人前だね」
 いやいや、そんなことはないと思うのだが、とりあえずバック誘導や片交(片側交互通行)の誘導はそれなりにできるようになったし、工事の進捗状況を把握できるにはなりました。

 最近では、私よりも後輩になる人たちが増え、3〜4人の現場では私以外は新人だったりすると、私がリーダー(隊長ともいう)をする機会も増えてきました。

 このブログでは、そんな私の経験を踏まえて、警備の仕事の現状を書きたいと思います。

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